砂漠の魅力を追跡

ジェセル王のピラミッド

古王国第3王朝のジェセル王が建設した、世界最古のピラミッド。 階段上のピラミッドを中心に、祭殿や神殿などが配置されている。 国力の充実した時期に造られたピラミッドは、ピラミッドコンプレックス（複合体）としての造りが綺麗な状態で見られる。 そしてコンプレックスの東側にあるヘブ・セド祭殿は、即位後30年たった王が神との結びつきと若さを回復するためにセド祭（王位更新祭）を行った場所だ。

ジェセル王の像はカイロの 考古学博物館に展示されている

階段ピラミッドの北側にあるセルタブは、ジェセル王の像が安置されていた場所。 現在は地下の部屋の壁を飾っていた青タイルと一緒に、カイロの考古学博物館に展示されている。