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ルクソール

古代遺跡の街「ルクソール」。エジプトにある古代遺跡のうち、実に3分の2の遺跡がルクソールにあります。

ルクソールは、古代エジプト王朝で1000年の間首都として機能していた街で、ナイル川を挟んで東西に分かれています。

古代のエジプトでは太陽神が崇められており、そのため太陽が昇ってくる東側は「生者の町」とされたくさんの神殿が作られ、太陽が沈む西側は「死者の町」とされお墓が作られています。

東側にある神殿の1つに世界最大の神殿「カルナック神殿」があります。この神殿は、太陽神ラーとアメン神が合わさった最高神であるアメンラーを崇める神殿で、信仰の総本山でした。

神殿の周囲は南北に600メートル、東西に540メートル囲まれています。中にはとても太い柱が134本ある列柱室や巨大なオベリスクがあります。

西側には、歴代のファラオたちが眠る王家の谷があります。黄金のマスクで有名なツタンカーメンのお墓もこの王家の谷にありました。

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