ジェセル王のピラミッドの北東にあるピラミッド。 テティ王は第6王朝(在位紀元前2345~2333)のファラオだが、ピラミッドの高さは52m程しかなく、第4王朝時代に建設されたギザの3第ピラミッドよりもはるかに小さいもの。 玄室の壁にはピラミッド・テキストが残されている。 また天井には死者の魂が天に昇り、永遠の命を得ることができるようにと星が描かれている他、玄武岩の棺の中にも絵が残されている。
ピラミッド・テキストとは、死者の魂の再生と復活、そして死後の世界での繁栄を願い書かれた文書の事。 死後の世界でより良く暮らす為のアドバイスなども含まれているとか。