エジプトには、ピラミッドをはじめとする古代遺跡が数多くあります。観光に訪れる方のほとんどは遺跡観光をするかと思います。ピラミッド以外にもどのような遺跡があり、どのような目的で作られたのかなど、遺跡それぞれの歴史を知っておくと、より楽しめるかもしれません。
新王朝時代に絶大な権力を誇ったファラオ、ラムセス2世がプタハ神殿の入口に建立した巨像。 地震のため足首から下の部分が破損してしまったため、現在は建…
ヌビア地方の人々はエジプトを脅かす存在だったため、エジプトの偉大さを誇示するためにラムセス2世はアブ・シンベルに神殿を造った。 太陽の動きを巧みに利用し…
新王朝時代第18王朝アメンヘテプ2世によって建てられた神殿だ。 ヌビアの神マンドリス、下エジプトの女神ワジェド、若いマンドリスの3神が祀られており、至聖所…
イシス女神に捧げられた神殿。 プトレマイオス王朝から古代ローマ時代に建てられたもの。 550年前後にローマ皇帝の命によって閉じられる最後まで、古代エジプト…
セティ1世が建設を開始したが、在位中に完成させる事ができずこの世を去ってしまった。 セティ1世亡き後、息子のラムセス2世が引き継いで完成させている。 7…
ハトホル神殿は古王時代から神殿が置かれていたが、現在のものはグレコ・ローマン時代のもの。 神殿の保存状態はよく、クレオパトラのレリーフがある事でも人気…
ローマ時代の後期に建造されたと言われているエジプトに現存する唯一の円形劇場。 コム・エル・ディッカの丘にあり、1964年に発見された。 収容人数は600人…
カナルック神殿やルクソール神殿に見られるオベリスク。 太陽信仰と関わりの深いもので、その高さは低いものでも4m、高いものだと30mもあったという。 先にいく…
…