第19王朝のファラオ、ラムセス2世のミイラが偉大なファラオたちのミイラを安置しているミイラ室に展示されている。 ラムセス2世はアブ・シンベル神殿などを建設し、数多くいるファラオの中でも特に有名なファラオだ。ミイラの身長は173.3cmあり、およそ80歳前後まで生きたと言われている。 ラムセス2世のミイラは大変保存状態がよく、包帯が取り除かれた頭の部分には今でも頭髪の一部が残されている。
建築王の異名があるほど、あちこちに自らの彫像や神殿を残したファラオ。 世界遺産に登録されているアブ・シンベル神殿の他にも、カルナック神殿やラムセス2世葬祭殿などを残している。