砂漠の魅力を追跡

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黄金のマスク

ツタンカーメンがかぶっていた純金製のマスクで、重さは約11kgもある。 マスクの裏側は、樹脂のためしっかりとミイラに接着されていたらしい。 マスクに用いられた金の純度は、当時の精錬技術の限界だった22k。 額の上につけられたコンドルとコブラは上エジプト、下エジプトの統一を意味している。 背中には、死者を守り天国へと導く呪文が書かれている。 マスクの後ろの方までじっくり見たい。

マスクの色合にも 意味がある

黄金のマスクは、すべて金でできているが、装飾に使われているラピスラズリやトルコ石紅玉翆など金と合う色合が選ばれている。 青や紺は来世を表し、赤は現世を金は永遠を表している。

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