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黄金の人型棺

人型棺は全部で3つ。 一番内側のものは、マスクと同じく純金製で重さが110.4kgもある。 胴体部分には、上下エジプトの象徴コンドルとコブラが翼をひろげた姿で描かれている。 足裏にはカルトゥーシュを守護するイシス女神が翼をひろげている。 黄金製のすぐ外側にあった人型棺は木製だがその上に金箔が貼られており、細かく装飾がされ、一番外側の棺にはミイラが納められ今も王家の墓で眠っている。

人型棺が多重構造に なっているのは珍しい

人型棺が3つもあるのは大変珍しい事だ。 通常は1つだけで、2つある場合も外側の部分は箱型の棺になっているのが普通。 人型棺が多重構造になっているのがポイントになっている。

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